熱中症にご注意!手軽な「めんつゆ水」
今年は梅雨時から酷暑、既に熱中症が多数発生しているようです。お年寄りの場合、口渇感が鈍っているため、数日かけて徐々に脱水が進行し熱中症になる場合があることが知られています。そこで、手軽においしく水分と塩分を普及できる「めんつゆ水」をご紹介します。
「めんつゆ水」
・好みのめんつゆ(3倍濃縮) ティースプーン1~2杯(5~10ml)
・水 コップ一杯(約200ml)
20~40倍ほど希釈になるよう混ぜるだけ! 薄味ですが、旨味があるのでおいしく飲めます。つゆはお好みのもので構いません。ストレートタイプならつゆの量を3倍にします。つゆの塩分量と希釈割合によりますが、およそ塩分0.6g~1.2g、最大で味噌汁半分程度になります(味噌汁一杯の塩分量がおよそ2g)。ちなみに経口補水液OS-1は同量(約200ml)の塩分量が0.6gです。
汗は0.3~0.9%程度の塩分濃度と言われるので、0.5%とすると一日1L発汗すると一日5gもの塩分を喪失するおそれがあります。室温が30度超える、または外歩きするなら、意識的に塩分を摂る必要が出てきます。水分は通常一日に1~1.5L飲む必要がありますが、酷暑時はそれ以上飲む必要があります。
なお、「めんつゆ水」ほか経口補水液を利用する場合、心臓や腎臓が悪く医師に塩分制限を勧められている方は医師にご相談ください。
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