ゴホンときたら・咳が続くならNO検査を
「ゴホンと来たら~」という咳止め飴の宣伝がありました。数日で治れば良いのですが、呼吸器科的には「2~3週間以上続くせき」「毎年同じ時期に出るせき」は、喘息やアレルギー疾患を疑います。女性の場合は「月経(生理)に伴い咳が出る」場合も同様です。
そのようなときに威力を発揮するのが、近年実用化された「NO: 呼気一酸化窒素検査」です。NOは体内で様々な生理機能を持ちますが、気管にアレルギー性の炎症があると呼気中に増加します。そのため呼気NOを測定すれば、ぜん息等の呼吸器疾患をより的確に診断できます。
検査は筒状の検査装置に息を吸って吹くだけで、簡単にできますのでご安心ください。多くの場合はその場で診断でき、適切な治療を行うことで多くの場合は咳が止まります。もちろん健康保険が適用され、3割負担の方で720円(他に診察料等がかかります)です。
咳でお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください!
~小田急江ノ島線鶴間駅から徒歩3分、小田急江ノ島線・相鉄線(相模鉄道線)大和駅の隣駅すぐ、山口医院~
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